第12回 きっかけは、ネット情報から! その1

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謹賀新年、2022年

ネット社会と言われるようになって既に20年以上、スマホの普及と相まり、ネットは我々の生活には無くてはならないものとなっております。

その活用方法は、ゲーム、SNS等による情報発信、調べもの、宣伝広告等、多岐に渡っております。

ネットの黎明期、個人のコラムは企業のHP同様、情報を発信する手段の一つでしたが、今時は個人も企業もSNS、もっと言えば、写真一枚で情報発信出来る時代になってきました。

そのような状況で、私が一番ネットを活用するのは、“調べもの”です。ちょっと話は脱線しますが、私が好きなTV番組は、歴史もの、宇宙もの、ドキュメンタリーです。いずれも、リアルタイムで見ることはまずありません、必ず録画し鑑賞します。その理由は・・・・番組中に出てくる疑問をネットで調べながら見るから! 例えば、誰もが知る織田信長、その弟、有楽斎が出てきたとき、その末裔はどのような人物だったのか・・・・とか! ですので、2時間番組でも3時間以上掛かることも・・・・

閑話休題。

このように、ネットは疑問が湧いた瞬間に調べるには、最善のツールではありますが、その内容がすべて正しい・・・とは限りません。もっと言えば、意図的に流されたフェイクニュースも、身の回りに溢れております。

ですので、私は調べものをする時に心がけるのは、“3割+3割+4割の法則”です。どういうことかと申しますと、直接的なネットの記述3割、その調べたい事を扱った記事から3割、そして残りの4割は“実践”で調べ上げます。歴史上の人物程度ならば、“実践”で調べるようなことはしませんが、事、仕事や身の回りに起こった問題の解決については、最終的には“実践による確認”が非常に重要だ、と考えております。

先ほど、“ネットによる情報発信、今時はSNS”と申しましたが、いわゆる“Yotuberという職業”が存在するように、企業がネットの力を“最大限利用する”ことも事実です。企業は、“営利団体”ですから、最終的には自分の商品の拡販が目的。昨今“インフルエンサー”が非常に影響力を持っていますが、それも少なからず、特定の企業の支配を受けているでしょう。ですので、私はネット情報は3割しか信じません。

別の言い方をすれば、その3割で“情報のきっかけを得る”ことが重要と思っています。

疑問に思ったことのきっかけをネットで掴み、その情報の中の別のキーワードから、疑問に思ったことを読み解く。そうすれば、一つの単語、一つの商品についての直接的な情報に左右されることなく、割合正しい情報を得ることが出来る様になります。特に、個人のコラムは、その人が気の向くままに書いているので、ある特定の目的、情報による誘導を目的としていないため、“きっかけ”にもなりますし、“きっかけの確認”にも有効だと思っております。

私のコラムの内容も、私個人的な考えを書き連ねたもので、100%正しい!とは限りません。あくまで読んでいただく方の“きっかけ”、“これ、本当か?、ちょっと調べてみよう”と思われれば本望です。

今回のコラムは、かなり一般的かつ抽象的になってしまいましたね!

それでは、皆さんの生活に直接影響するネット情報(あくまできっかけです)を次回、2月に続けたいと思います。