第34回 趣味を活かして!

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第8回、9回コラムで、私の趣味がセーリングとキャンプであることをご紹介させていただきました。

実はこの“アウトドア系”の楽しみとは別に、小中学生のころから好きなことが、今でも続いています。

それは、日本史、仏像鑑賞と城めぐりです!

子供の頃から日本史が大好きで、その知識を確かめる為に京都・奈良に自分で行ったのが高校1年生の時、約50年前の事です。

今時の日本史は、新資料の発見やら新解釈で我々が教科書で習った日本史とはだいぶ違います。例えば鎌倉幕府成立、我々の頃は“いいくに(1192年)つくろう鎌倉幕府”でしたが、今は“諸説あり”ということなっています。

日本史の良いところは、その“現場を訪ねることが出来る!”ということ。安土城跡に行けば、“織田信長は実在したんだ!”ってことがよく分かります。

同じく歴史上の人物、“聖徳太子”・・・今時は“厩殿皇子”というそうですが、この方も法隆寺に行けばその存在を感じることが出来ます。

ところが、それ以前となると、結構“日本書紀の世界”となってきます。つまり、大和朝廷がその成立過程を神話と絡めて“物語”として伝わっている、っていう感じ。

古代の歴史になりますが、白村江の戦い(663年)で敗れた大和朝廷が、半島からの反撃を恐れて“大野城や基肄城”を造り防御に備えましたが、それを命令したのは“天智天皇”、大化の改新(今時は、”乙巳の変”ですね!)をやらかした“中大兄皇子”です。九州北部に行くと、“中大兄皇子”の存在を感じることが出来ます!

その時に活躍するのが、キャンプの際にご紹介した“T4”という古いキャンピングカーです。

メジャーではない城跡なんて、人里離れた場所にありますから、観光地でないどころか、山の中!ってことが多いです。そういう時にキャンカーがあると凄く便利です。

私は古くからの歴史と言う趣味と、その現場巡りを実現させてくれるキャンカーという趣味を組み合わせて、結構楽しい旅をさせて頂いております。

城は戦いの為のものですから、歴史の転換期の戦いに関する城は結構今でも残っています。

その対極をなすのが“仏像”、戦いとは無縁に、その時代の文化的要素の結実として残っています。

仏像にはいろんな形式がありますが、その中でも分かりやすいのが、“千手観音菩薩像”。元来、千の手と眼(それぞれの手に眼がある)で民衆を助ける仏様ですが、実施に千本の手を持つ仏像は、三体しか現存しません。二体は“京都・奈良”におわします。一つは京都の三十三間堂、もう一つは奈良の唐招提寺。この二体は何も拝観させていただきましたが、大阪葛井寺にある千手観音像はまだ拝観させていただいたことがありませんでした。

先月、その葛井寺の仏様のご尊顔を拝すことが出来きました。

これから冬に向け、観光地と言えども静かな季節を迎えるので、一人旅にはいい季節ですね!