今静岡に住んでいる方、あるいは、これから住もうと思われている方にとって、やはり一番の関心は、“県としての魅力度”ですよね!
魅力度をどうランキングするのか!っていう問題はさておき、 “Diamond Online”による2021年の静岡のランキングは15位、前年より1ランクダウン。(https://diamond.jp/articles/-/284274?page=2) 上位に名を連ねるのは、北海道、京都府、沖縄県。なるほど“魅力度ありの道府県”ですね!
次に、静岡県はどんな分野で全国No.1なのか!というのを調べてみました。ランキングだけを見ると、“本当?”と感じる部分もありますが、参考にしたのは静岡県の公式HPですし、個別にちゃんとバックグラウンドまで説明しておりますので、よく読み込めば納得できる内容でしょう。(http://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/itiran.html)
その中で、独断と偏見で“へぇ、なるほどね!”と思ったNo.1をご紹介します。
まずは“富士山”、これは誰も異論がないところですね!
もちろん、静岡県単独のものではなく、山梨県と県境を共有していますが、実は“富士山山頂には県境が無い”というの、ご存じでした?
富士山が3776mであるのは、日本人なら誰でも知っていますが、実は明治の時代は3778m、今より2m高かった!
太宰治の小説に、“富士山は3778m”との記載があります。
明治時代に陸軍が最初に測量したところ、3778mでしたが、40年後再び測量したところ、今の3776mとなったそうです。
なんでもNo.1は有名ですが、No.2、No.3となると、とたんに知名度が低くなります。
実は日本で3番目に高い山、“間ノ岳(あいのだけ)”も静岡県なんですよ!
次に私が興味を持った“静岡県No.1”は、“茶の消費量”。
お茶と言えば静岡県!ですが、このHPのデータ=令和2年によると、静岡県が茶の生産量・生産額でNo.1ですが、今年あたり、No.2だった鹿児島県に抜かれた、との情報もあります。但し、お茶の消費量(支出・購入)は断トツで静岡県、つまり、静岡県はお茶の“地産地消の地”ということで、これはNo.1に値すると、私は思います。
ランキングを取り上げるなら、まず最初に上げなければならなかったのは、人口ですね!
静岡県の人口ランキングは、10位!(2021年発表、2020年の人口調査) おめでとうございます、TOP10入賞です!
ここで私は面白いことに気が付きました!
人口No.1は誰もが納得する東京都ですね!
続いて神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県、北海道、福岡県、そして静岡県。この10都道府県で日本の人口の58%を占めます。
11位が茨木県、続いて広島県、京都府・・・・・
面白いのは、東京都の約1400万人を筆頭に、9位の福岡県が512万人。
静岡を飛ばして、11位の茨木県が285万人。
当の静岡県は、360万人。
47都道府県のランキングを見ると、人口400万人代の県は一つもなく、300万人代は静岡県だけ。
つまり、静岡県が285万人の茨木県と、512万人の福岡県の間を取り持っている・・・・別に取り持っている訳ではないですが、ちょっと不思議ではありませんか?
私がこの事実を知ったのは、約3年前、沖縄から友人を静岡に迎えた際、その方が静岡について調べて教えてくださいました。
その後、自分自身で“なんで静岡県の人口ランキングがこの稀有な位置なのか?”とは調べていないので、理由は分かりませんが、いつか、深堀してみたいと思っています!
静岡県の地図画像出典元:地方公共団体情報システム機構